ご挨拶
代表世話人 西良 浩一
Fullendo KLIF(全内視鏡腰椎椎体間Kambin固定)を語る会は、脊椎脊髄病学の中でも特に、全内視鏡を使用しながらKambin三角より椎体間ケージを挿入する、これまでに無い新しい最小侵襲固定術を専門とする脊椎外科医が、日本全国から一堂に会する研究会です。KLIF手技はまだ歴史が浅く、専門家の少ない領域です。国内では数人程度しかこの手技を行なっておりません。そこで、TOKYO2020の本年、KLIFを語る会を立ち上げました。
第1回のテーマを“一新紀元: 開拓そして深化”としました。今回が第一回の会議となるため、新時代の幕開けとなる一新紀元を選びました。低侵襲手術をさらに進化させ開拓する、そしてその手技を深化させていく所存です。これからこの手技を始める先生方には、基本手技と今後の道標を、そしてすでに導入している先生方にはKLIF手技の深化を、そして全参加者には今後の低侵襲内視鏡手術の浪漫を感じさせるような講演、セミナー、シンポジウム、パネル、ハンズオンを企画しております。
今後、年一回、研究会を開催できればと思っております。皆様方のご参加を心よりお待ちしております。ともに、未来のbreakthroughをなるKLIFを開発進化させていきたいと願っております。
なお、本会の名称は2023年5月1日よりFullendo KLIFを語る会に変更いたします。